既に完済していいても、請求権はありますが、請求ができる期間は限られています。
最後に完済した日から10年が経過すると請求権はなくなり、時効となり、金融業者に対する過払い請求権がなくなります。
また、借入、完済と繰返ししている場合はその間隔に10年以上の開きがなければ過去にさかのぼり、何十年前に借りたものであっても場合によっては過払い請求権が認められます。
実際に3、40年前の借入に対する過払い請求を起こす方もありますので、過払い請求権のあるものは全て申し立てを行うことをお勧めします。
自己破産の手段を選ぶ前に、個人再生や任意整理を行う事がおすすめです。貸金業者から借金をしてどうしても返せなくなった時は、一人で悩まずに弁護士などに相談する事が大事です。借金を無理なく返すための最善の方法を考えて提示してもらえます。
最初に考えられるのは任意整理です。裁判所が介入しないやり方なのでリスクやデメリットが少ないのです。過払い請求ともいわれるものですが、グレーゾーンで払いすぎた分の利子を差し引いた計算することで借金を減らす方法です。無理なく返済する為に、返済期限を3年から5年に延ばしてもらいます。
自己破産を申し立てて免責まで確定した後で、過払い金に気付いてしまった場合、どのように対応したらいいのでしょうか。今頃になって中々言い出せないと感じる方も多くいらっしゃいますが、申し立て後でも過払い請求をおこなう事は可能です。
そうした場合には、可能な限り過払い請求に慣れた弁護士に相談してみてください。必ずしも、自己破産時に相談した弁護士ではなくてもいいのです。依頼の際には、債務者にもう一度配り直すために請求したいということを伝えましょう。過払い金は破産者である自分の財産だからこそ、供出しなければならないのです。
将来、過払い請求とか債務整理を行う予定があるのであれば、後で行うのではなく、できるだけ急いだ方が良いと思われます。過払い請求とか債務整理の借金に関する事はできるだけ早い方が好ましいと思われます。
過払い請求とか債務整理の対応が遅くなれば、解決が遅れるだけではなく、デメリットが発生する事も考えられます。過払い請求とか債務整理を行うのであれば、自分自身で法的解決を行う必要はなく弁護士などに行ってもらう事ができます。
すぐに対応する事が難しくても、できるだけ過払い請求とか債務整理を行うのが遅くならない様にしましょう。インターネットから法律家を見つけて相談する事も可能です。
自己破産メリットデメリットについて。
返済の見通しが立たない多重債務者の方は、すぐにでも弁護士事務所、法律事務所へ相談しましょう。たとえ借入先が2社だけだったとしても、複数社から借金をした時点で、先に借り入れを行なった業社に対する返済プランは成り立たなくなっています。
完済どころか、月々の返済すら難しくなるでしょう。冷静に対応するためにも、専門家の協力が必要となります。借金に過払い金が含まれていた場合は、過払い請求で借金を減額することが出来ます。さらに任意整理を行えば、債権者との協議によって今後の返済プランを再設定することも出来るのです。弁護士の協力のもと、着実な借金返済で多重債務から解放されましょう。
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